バッカラの煮込み メッシーナ風

   バッカラをじゃがいもとともにトマトで煮込みました。

   メッシーナはシチリア東部の街。オリーブやケイパー、

   レーズンを入れるのは南イタリア料理の特徴です。

 

 

 

 

 

【材料】4人分

  • バッカラ(頭側のフィレ)* 400g
  • 強力粉 適量
  • オリーブオイル 適量
  • たまねぎ(薄切り) 1個
  • レーズン 30g
  • ケイパー(塩抜きをする) 25g
  • 黒オリーブ(種をとり除く) 20個
  • じゃがいも(皮をむいて厚切り) 2個
  • ホールトマト 400g
  • 水 適量
  • 塩 適量
  • イタリアンパセリ(みじん切り) 適量
  • ひまわり油 適量 

*バッカラは数日間、水にさらしながら塩抜きをする。

仕上げに塩を足さないですむように、塩を抜く加減がポイントとなる。

冷水からあげる時期を見極めることが大切。

【作り方】

  1. バッカラの皮と骨をとり除き、水気をよくふきとっておく。
  2. 鍋にオリーブオイルを入れ、たまねぎを加えて甘味が出るまで弱火でじっくり炒める。レーズン、ケイパー、オリーブを加えてよく香りを引き出す。じゃがいもを加えてさらに炒める。つぶしたホールトマトを加え、軽く煮込む。
  3. (1)のバッカラに強力粉をまぶし、多めのひまわり油で香ばしくソテーする。
  4. (3)の油をきって(2)に加えて煮込む。煮詰まったら水を加え、水分量を調整する。
  5. 味がなじみ、煮汁に濃度がついたら器に盛る。イタリアンパセリをふる。

 

担当:広尾「インカント」小池教之